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米空軍、F-15EXを22機追加発注 契約機数は120機に

 
太平洋上でKC-135から給油を終えて編隊飛行する米空軍F-15EX Eagle IIとF-15E。機体全体が確認できる公式写真

画像:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Dwane R. Young/第18航空団(2026年6月29日、太平洋上)。DVIDS掲載、Public Domain。F-15EXの機体全体が確認できるカットを使用。第7ロット機の写真ではありません。

米空軍は2026年9月29日、F-15EXイーグルIIを22機追加で発注しました。第7ロットにあたる契約で、額は23.8億ドルです。これで契約済みの機数は合計120機になり、空軍が見込む総数269機の半分近くに届きました。

今回の契約はどんなものか

ボーイングが受注したのは、F-15EXの第7ロット22機です。契約額は約23.8億ドルで、1機あたりでは約1億800万ドルになります。この数字には、エンジンは含まれていません。エンジンは空軍が別に買う仕組みです。

今回の契約で、F-15EXの契約済み機数は合計120機になりました。

なぜ9月末の契約になったのか

報道によると、この契約は、前年の夏に成立した予算調整法で付いた資金を使う期限に、ぎりぎりで間に合わせたものです。期限内に契約しなければ、資金が削られるおそれがありました。

また空軍は、第7ロットの契約が、2025年に起きた生産上の混乱の影響と、防衛産業全体で続く物価上昇の影響を受けたと説明しています。価格が前のロットより上がった背景には、こうした事情があります。

計画の機数はどう変わったのか

空軍は当初、F-15EXの生産を129機で終える計画でした。ところが2026年4月に、計画を269機へ引き上げています。今回の22機は、この大幅に増えた目標へ向かう途中の一歩にあたります。

F-15EXは、古くなったF-15C/Dを置き換える機体です。新型戦闘機の開発が進む一方で、すでに設計が確立した機体を並行して買い続けるのは、戦闘機の数を一定に保つためです。第6世代機の導入が2030年代になることも、この判断につながっています。

日本との関わり

F-15EXは、日本の嘉手納基地にも配備される計画が進んでいます。配備の経緯は、当サイトの別の記事で詳しく説明しています。今回の契約は、その生産ラインがさらに続くことを意味します。

ただし、今回の発表に、日本への配備時期や機数を変える内容は含まれていません。

一次資料・参考資料

本記事は公開情報と報道にもとづいています。1機あたりの価格は契約額を機数で割った概算で、エンジンは含みません。日本への配備への影響は、公式な発表の範囲を超えて推測していません。