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ミシガン州兵Mark VI、Northern Strike 26-2で初使用

 
Northern Strike 26-2でヒューロン湖を航行するミシガン州兵のMark VI哨戒艇

画像:Michigan National Guard / U.S. Air National Guard、Tech. Sgt. Tristan Viglianco。DVIDS Photo ID 9895587、VIRIN 260805-Z-ZH169-1187、Public Domain。Mark VIの船体全体が確認できる公式写真です。

ミシガン州兵は2026年8月のNorthern Strike 26-2で、旧米海軍のMark VI哨戒艇を訪問部隊の訓練支援に初めて使用しました。国防総省の8月31日発表によると、この艇はDefense Logistics Agencyから取得したもので、ヒューロン湖を使った洋上標的訓練から無人機・医療支援まで、複数の訓練を支えています。

Mark VIを州兵訓練で初めて使った

米国防総省の公式記事は、Northern Strike 26-2が8月3日から14日まで湖上訓練を行い、最近取得したMark VIを訪問部隊支援に使った初の州兵訓練だったと説明しています。艇はDefense Logistics Agencyを通じて取得されました。

目的はMark VIそのものの戦闘能力を評価することではなく、実際に機動する軍用艇を湖上目標として使い、航空部隊が海上監視や目標処理を訓練できる環境を作ることでした。

F-16などが高速艇を探して狙う

公式資料では、戦闘機や回転翼機が海上の目標を捜索・追尾し、統合目標処理の手順を訓練したとされています。Mark VIなどの艇は、小型高速艇を模擬する動く目標として使われました。

インディアナ州兵のF-16部隊も参加し、広い空域と湖面を組み合わせた環境で、低高度まで含む対水上訓練を実施しました。公開資料は具体的な兵器発射や撃沈判定の詳細を示していないため、本稿では実射戦果として扱いません。

対UAS・巡航ミサイル脅威の識別も実施

ヒューロン湖上空では、無人航空機システム(UAS)や巡航ミサイルを模した小型航空目標の識別・迎撃訓練も行われました。米国防総省は、microjetなどの小型機を動的な標的として使ったと説明しています。

ただし、Mark VI自体が対UASや巡航ミサイルを迎撃したという意味ではありません。艇を使う海上訓練と、同じ演習空域で行われた航空脅威対処訓練は区別して読む必要があります。

UAV着艦と医療補給にも使われた

Mark VIは動く海上目標だけではなく、UAVの着艦、無人水上艇の支援、沿岸での医療補給・後送、友軍艇の護衛、遠隔指揮統制にも使われました。DVIDSにはUAVがMark VIへ着艦して血液を運ぶ公式映像も公開されています。

今回の特徴は、1隻の艇を単独の兵器として評価したのではなく、航空機、無人機、無人艇、医療、指揮統制をつなぐ訓練基盤として利用した点にあります。

公開資料から確認できる範囲

確認できるのは、Mark VIがミシガン州兵へ加わり、Northern Strike 26-2で訪問部隊支援に初使用されたこと、F-16などの洋上目標訓練や無人システム・医療支援へ活用されたことです。

一方で、州兵が今後何隻保有するのか、恒久的な実戦任務へ投入するのか、艇の武装をどう運用するのかは今回の公式発表では確定していません。訓練利用と実戦配備を混同しないことが重要です。

一次資料・参考資料

2026年9月6日時点の米国防総省、Michigan National Guard、DVIDS公式資料を基準にしています。Mark VIの将来保有数、恒久的な実戦任務、武装運用など未公表事項は推定していません。