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次世代戦闘機

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「次世代戦闘機」に関するミリタリーNOWの記事を1ページにまとめた特集ハブです。

3分でわかる次世代戦闘機

次世代戦闘機の話題は、見出しの数字と実態がずれやすい分野です。日英伊が共同開発するGCAPでは、ファンボローで公開された実物大の機体が完成した試作機だと受け取られがちですが、Edgewingはこれを将来のGCAP戦闘機の現実的なコンセプトモデルと説明しています。英国で組み立てが進む有人実証機も、GCAPのプロトタイプではなく別個だが補完的なプロジェクトです。それでも2026年には6億8600万ポンドと46億ポンドの国際契約が相次ぎ、これまで国ごとに進めていた契約は国際組織と共同企業へ集約されました。公式の運用開始目標は今も2035年で、2033年への前倒しは公式決定ではありません。

米国のF-47も構図は同じです。過去5年間に数百時間飛んでいたのはF-47本体ではなく、その技術を成熟させるためのXプレーンでした。F-47の最初の機体は製造中で、初飛行目標は2028年です。そして次世代機は単独で戦う前提ではありません。米空軍はF-47とCCAを組み合わせる方向へ進み、兵器の側も動いています。オーストラリアは2026年8月6日、AIM-260の導入で米国外初の運用国になる方針を示しました。ここでも約7億3600万豪ドルという豪州の投資額と、最大450発・推定総額31億6000万米ドルという米側FMS通知の販売承認上限は、別の数字として読む必要があります。

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用語ミニ辞書

GCAP
日本、英国、イタリアが共同開発する次期戦闘機です。2026年8月時点で政府・事業主体が公式に掲げる運用開始目標は2035年で、日本にとってはF-2の後継を準備するうえでの節目になります。
GIGO / Edgewing
GIGOは日英伊の政府間組織、Edgewingは三か国の企業を束ねる共同企業です。2026年4月に両者が6億8600万ポンドの最初の共同国際契約を結び、7月3日には2027年末までの18か月を対象とする46億ポンドの第2契約が続きました。
Combat Air Demonstrator
英国で組み立てが進む有人実証機です。EdgewingはこれをGCAPのプロトタイプではなく別個だが補完的なプロジェクトと明記しており、飛行制御、デジタル設計、製造技術、認証、人材を実機で先に経験してGCAP本番のリスクを減らすことが目的です。
NGAD(Next Generation Air Dominance)
米空軍の構想で、有人機F-47という1種類だけを指すものではありません。F-47とCCAを組み合わせ、より多くのセンサー、兵器、無人機を分散して運用する方向を含みます。
Xプレーン
F-47のために飛ばされた実験機です。過去5年間に数百時間、秘密裏に飛行してステルス、航続性能、自律システム、運用コンセプトなどの技術成熟に使われましたが、形、機数、エンジン、試験場所は公開されていません。
EMD(Engineering and Manufacturing Development)
2025年3月21日にボーイングが獲得した契約段階で、同日に機体はF-47と命名されました。先行して飛んでいたXプレーンとは別に、F-47本体の開発・製造はこの段階で進みます。
FMS通知(DSCA)
米国防総省のDefense Security Cooperation Agencyが米議会へ通知する武器売却案件です。記載される金額と数量は販売してよい最大枠であり、実際の最終契約価格や実発注数量とは異なります。推定額にはミサイル本体だけでなく試験機材、暗号装置、予備品、訓練、技術支援、輸送なども含まれます。
AIM-260 JATM
AIM-120 AMRAAMを補完・後継する次世代の空対空ミサイルです。射程、シーカー、推進方式など核心的な性能の多くは機密で、FMS通知から公式に確認できるのは、既存の空対空兵器より射程と有効性を向上させること、GPS支援型であること、M-Codeによる精密測位や耐タンパー対策を備えることなどに限られます。

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